免疫力アップのための食生活について
免疫力をアップするために、はじめに、腸、の調子を整えないといけません。
便秘は、マグミットなどの薬に頼らずに排便できるように、食物繊維をしっかり摂る必要があります。
ごまにはレタスの12倍の食物繊維が含まれているので、国産ごまを毎食でもすり鉢ですって料理に振りかけて食べるのがおすすめです。こどもにすらせても喜びます。薄味でも旨味が出ますし、抗酸化作用が高いので若さと美肌にも効果大です。
ほかにも、もずくなどの海水分もしっかりとって、デトックス作用のある、にんにく、にら、長ねぎ、玉ねぎは毎食とりましょう。にんにくは国産のものをすって、ジプロクにうすくシート状に冷凍すると、シチューやカレーなどの煮物やチャーハンなど炒めものにすぐに使えます。
食品添加物、農薬、人工甘味料、白砂糖、サラダ油やマーガリンに多く含まれるトランス脂肪酸はできる限りとらないように。
腸内フローラを整えましょう。クラビットなどの抗生剤を飲むと、良い腸内細菌まで死滅してしまいます。みそや漬物、納豆などの発酵食品を毎日食べましょう。アルコールは0にして、甘いもの、揚げ物は控えめに。早食いもやめて最初におくちで消化するということを忘れず、よく噛んで食べましょう。
腸を整えるミネラル、亜鉛、を積極的にとりましょう。カキ、牛肉、レバー、煮干し、うなぎ、大豆類に多く含まれますね。煮干しは瀬戸内産は美味しいですね、冷凍庫に常備して、だしに使いましょう。
タナカ小児科内科 院長 田中思帆