子供の口の周りの赤み、ただれ
「落ちたものは食べてもいい。でも、皮膚が荒れた唇で食べ物を食べるのは良くないよ」
がんばりすぎない子供の皮膚トラブル対策
タナカ小児科内科銀座診療所ナースの里佳です
わたしの娘は湿疹ができやすくて、2歳前くらいの時、口の周りの湿疹に困っていました。
「落ちたものは食べてもいい。でも、皮膚が荒れた唇で食べ物を食べるのは良くないよ」
これはタナカ院長に言われて、気持ちが楽になった言葉です。
子供が小さくて、上手に食べられなくて、すぐに食べ物を落っことす。哺乳瓶を煮沸消毒してた先に離乳食が始まって、なかなか肩の力が抜けなかった時です。
同時に、よだれで口の周りが湿疹になっていて、ロコイドなどのステロイドを塗ることが多く、お薬を口の周りに塗って、大丈夫なのかなあと、不安になったりもしていました。
<落ちたものをあげるのは、いい。口から入る分には、ちゃんと消化液が働いて、体内に食べ物取り入れるのは良いこと。でも、皮膚トラブルがある口で食べ物を食べるのは良くない。消化管を通さずに体内に食べ物が入ってくると、それが元でアレルギーになることがある。だから、しっかり薬で治すことが大切>といった内容のお話をしてくれました。
処方されたお薬を無意味に怖がって控えてしまうと、新しいトラブルの元になるかもしれなかったのです。また、ステロイドとは別に、プロペト(ワセリン)で荒れた部分をカバーしてからご飯をあげる、という方法も教えてもらいました。
子供の食事の世話にも力が抜けて、
お薬をきちんと塗って皮膚トラブルを治すことの大切さも気づかせてもらいました。
(お外や、周りに感染症の方がいる時、汚いところに落ちたものは食べないでくださいね!)
お子様の皮膚トラブルについて、生活指導やお薬の塗り方・お薬のやめ時も皮膚の状態をみて診断してくれます、田中思帆院長にご相談ください。
ありがとうございました。